「北なんだよ…。」
かつて「赤羽」(00年・05年)の回で、取り上げられる範囲には入っていたが、「テーマ」として大きく取り上げられるのは初めて。
だから、初出没!と言っていいだろう。
(左のPHOTOは昨年撮った北赤羽駅赤羽口の風景)
北区を取り上げたのは00年の「赤羽」が初めて。
以降、「王子」(00年)、「十条」(01年・06年)、「田端」(03年)、「滝野川」(07年)
…と、7回取り上げられ、遂に8回目にして“北区の最北部”にスポットが当たった。
しかし、アド街さんよりも、いち早くこの「北赤羽」にスポットを当てた番組があった。
それが『モヤモヤさまぁ~ず2』。同じテレ東の深夜番組だ。
さまぁ~ずと大江秘書があまり知られていない街を歩く、というゆる~い番組。
“北には何かある”というジンクスから、この『モヤさま』では71分の拡大SPで「北赤羽」を取り上げた。アド街よりも11分長い特集だ。
そこで取り上げられたアレやコレが、アド街でも登場。
明らかに『モヤさま』の影響を受けている感じが見て取れた。
モヤモヤした街が、アド街で取り上げられる…。
テレ東ならではの連携プレーといったところか。
今回の「北赤羽」。取り上げられたのはJR埼京線の北赤羽~浮間舟渡間周辺。
住所でいう《赤羽北》・《桐ヶ丘》・《浮間》といったエリアだ。
因みに『モヤさま』でさまぁ~ずと大江秘書が歩いていたのが《桐ヶ丘》の辺りだった。
「北赤羽」の冒頭。
第30位で取り上げられたのが、新河岸川を跨ぐ長いホームを持つ【北赤羽駅】。
街の玄関口である“駅”が30位にランクインするというのはアド街でよく観られる傾向だ。(「南千住」の【南千住駅】、「横浜みなとみらい」の【みなとみらい駅】等)
この【北赤羽駅】は、新河岸川を挟んで、<赤羽口>と<浮間口>に分かれている。つまり、改札口がそれぞれの街の玄関口となっている訳だ。
しかし、それだけではないのが【北赤羽駅】の面白いところ。
駅前にある立ち食い蕎麦屋やスーパー・コンビニ等が、<赤羽口>と<浮間口>の両方に構えているのである。
まるで【新河岸川】(13位)が鏡となっているかの様。
それぞれの改札口に同じ店舗。こういった街並みは稀なのではないだろうか?
今回の「北赤羽」は、《赤羽北》・《桐ヶ丘》が<赤羽口>エリア、《浮間》が<浮間口>エリアと、分かれている構成だったと思う。
前者は【桐ヶ丘団地】を擁する“住宅街エリア”、後者は【浮間工場街】を擁する“工場街エリア”と、街のカラーを二分する。
「赤羽」は“繁華街”、「北赤羽」は“住宅街”、「浮間舟渡」は“工場街”と、JR埼京線に揺られていれば、それぞれのカラーを車窓から覗けるだろう。
<赤羽口>エリアで取り上げられたのは、殆んどが【桐ヶ丘団地】周辺だった。
桐ヶ丘の商店街にある【かぎのたつみや】(28位)・【おもちゃのふくしま】(24位)・【あさま屋菓子店】(19位)は、『モヤさま』でも登場していたところ。
10円のレトロゲームは、さまぁ~ずも興じていた。
又、『モヤさま』で大きく“弄っていた”のが1000円自動販売機や、つめた~いネックレスが出てくる自動販売機。
コレ等、色々な自動販売機がある「北赤羽」は【自動販売機天国】(11位)らしい。
この他にも、【桐ヶ丘名物朝市】(25位)や【天ぷら三平】(16位)といった下町っぽい“昭和の風景”が、多く取り上げられていた。
そんなレトロたっぷりの【桐ヶ丘団地】は、23区最大の都営団地。
東京ドーム5個分の広大な団地には、ランドマークの【取水塔】(21位)があり、電線が地中化されているので、空も広いとか。
「北赤羽」のシンボル的な風景というコトで、第1位に輝いた。
“団地”が街の1位というのは多分、初めて。
「赤羽」の時は、全く触れていないので、「北赤羽」ならではといった感。
それと、<赤羽口>の駅前を歩いていた【林家ペー・パー子】さん。
「赤羽」の回には必ず出演されている方々だ。
今回の「北赤羽」はスタジオゲストにして第6位にランクイン。マップに光る二つのピンクの星は、北赤羽のスターという所以だろうか。
更に、久し振りに復活したコーナー“わたし(たち)の3つ”も良かった。
<浮間口>エリアでは、【浮間工場街】(3位)に代表される高度な技術を持った企業や職人さんが多く取り上げられた。
北区の最北端は最先端の技術が集まっているところなのだ。
その一方で、【浮間公園】(2位)や【桜草】(7位)、【浮間つり堀公園】(9位)といった“自然”も多くランクインした。
中でも【浮間公園】はオススメ。北区と板橋区の境となる浮間ヶ池や風車を眺めながら、ボーッとすると癒される心地だ。
又、《浮間》の特徴的な風景【水塚(みづか)】(5位)も注目したい。
荒川の氾濫に対して、盛り土をしてその上に建物を建てる、という独特な建築方式。
私はこの【水塚】を、泉麻人氏の著書(何の作品だったかは憶えていないが)で知った。
一度、見ておきたい風景だ。(確か浮間二丁目のバス停の前だったか)
今回の「北赤羽」のBEST30。
よくよく見ると、<赤羽口>より<浮間口>の方が多く取り上げられていた。
BEST10に至っては7つが《浮間》からのランクインだ。
こうなると「テーマ」は「北赤羽」だけでは不十分な気がする。
「浮間・北赤羽」の方が具合が良いだろう。又、板橋区の領域を越えて「北赤羽・浮間舟渡」でも良かったと思う。(浮間公園は半分、板橋区だし)
今回の内容を観た感じだと、「北区 桐ヶ丘・浮間」が一番ストレートなテーマだろう。
要するに「北赤羽」が緩衝的なテーマなのだろう。駅は両方に跨っているから。
「北赤羽」の放送翌日、私は私用で北赤羽を訪れた。
昨日、テレビで観た<赤羽口>の駅前に立った。
私は昨年から幾度と、北赤羽に行く用事があり、そこで知り合った友人と、昨日の「北赤羽」の話で会話が盛り上がった。
しかし、「北赤羽」の駅前は普段と変わった感じはなく、静かだった。(朝だからか…)
<赤羽口>は幾度と利用しているが、反対側の<浮間口>は未踏の地だ。
何時しか新河岸川を渡ってみようか…。
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